【どうする教育費】貯める?増やす?3つの選択肢はこれ!

教育資金

ずぼらな性格の私。お金に関しては人一倍執着はあるけど、ものすごい知識があるわけでも、勉強する訳でもない。そんな私が感覚でやっている投資など我が家の学費の為の保険の加入や資産運用を紹介します。(投資や保険加入は各個人の判断で適切に検討お願いします。)

主な教育資金の準備は以下の4つ

  1. 学資保険
  2. 終身保険
  3. 貯金
  4. NISA・ジュニアNISA
目次

学資保険

まず検討したいのが学資保険です。教育資金用に準備されている保険なので1番ニーズにあったものが見つかるかと思います。

学資保険のメリット・デメリット

  • 入学のタイミングで受けれる
  • 短期間で考えた場合の返戻率が高い
  • 契約できる条件の幅がせまい(6歳までや2歳までの制限がある場合も)
  • 満期を超えて継続できないため、老後の資金に変更できない

大学入学の資金を想定して受け取る予定に変更の可能性がない場合は、学資保険が第一選択としてオススメです。

学資保険の例

保険会社NISSAY
商品名ニッセイ学資保険
契約年齢0歳〜6歳
満期21歳
保険料払込期間10歳※2歳以下に限る・15歳
保険料払込方法月・半年・年払い
契約者が死亡また特定の障害状態保険料の払込免除あり
受取総額200万円の場合の受取率107.2%(月払・30歳男性/子0歳/10年払込完了/18歳満期/月保険料23,320円)
最大受取率109.0%※30歳男性が0歳の子で資金280万以上加入・一括払込21歳満期の場合
2022年11月加入時のシミュレーション
保険会社ソニー生命
商品名ソニー生命の学資保険(無配当型)
契約年齢出生前※出生予定日の前日までが91〜140日プランによる〜満6歳
保険期間17歳〜22歳
保険料払込期間10年・15年・17年・18年(型により20年、22年)
保険料払込方法月・半年・年払い
契約者が死亡また特定の障害状態保険料の払込免除あり
受取総額200万円の場合の受取率106.1%(月払・30歳男性/子0歳/10歳払込完了/18歳満期/月保険料15,700円)
最大受取率108.7%※30歳男性が0歳の子で資金200万で加入・10年払込で22歳満期の場合
2022年11月加入時のシミュレーション

比較して見ると、受取率の差は1%程度。おそらく他の保険会社を比較しても大差はありません。

注意したいのが、最大受取率。どの保険会社も108%前後の率ですが、条件が必ずあります。
一括払込や21歳の満期での受取など。

一括で準備できる資金があれば問題ないですし、学資として使わないかもしれないのであれば問題ありません。しかし、18歳満期で準備する場合には、最大受取率には惑わされない方がいいでしょう。

終身保険

終身保険?と思われるかもしれませんが、実は学費預金としても使えます。我が家ではオリックス生命で300万の終身保険を払込期間を10年など目的の期間に合わせて設定。終身保険は掛け捨てではなく積立になるので必要な時に解約しようと思っています。

終身のメリット

  • 教育資金に余裕ができた場合は老後への備えに変更できる
  • 契約者に万が一のことがあれば返戻率は学資保険より断然高くなる
  • 返戻率の推移は学資保険に比べてゆるやか18年満期で返戻率は101.5%(30歳男性が加入の場合)
  • 死亡補償200万=総払込金額ではないので注意が必要(下記の例で1,583,280円)
  • 設計金額が200万円(オリックス生命)〜など少額設定できない商品が多い(他社300〜500万円〜など)

将来の設計が不透明な自営業など、臨機応変に対応できるのは終身保険ですが、揺るぎない計画であればデメリットになるでしょう。

終身保険の例

保険会社オリックス生命
商品名終身保険ライズ
契約年齢何歳からでも可能だが、年齢により保険金額上限あり
保険期間終身
保険料払込期間10年・15年・20年の他、50歳以上の年齢で選択可
保険料払込方法月・半年・年払い
契約者が死亡 / 特定の障害状態死亡の場合は保険金を受取 / 保険料払込免除
保険金額200万円の場合払戻率101.5%(総払込金額1,607,800円月払・30歳男性が加入し18歳年後に解約/月保険料13,194円)
最大受取率108.7%※30歳男性が0歳の子で資金200万で加入・10年払込で22歳満期の場合
2022年11月加入時のシミュレーション

保険金額200万円・月々の保険料/13,194円
10年経過後(39歳):解約時払戻金:1,583,280円/解約払戻率96.9%
18年経過後(48歳):解約時払戻金:1,607,800円/解約払戻率101.5%
19年経過後(49歳):解約時払戻金:1,617,140円/解約払戻率102.1%
20年経過後(50歳):解約時払戻金:1,626,460円/解約払戻率102.7%
30年経過後(60歳):解約時払戻金:1,719,960円/解約払戻率108.6%
31年経過後(61歳):解約時払戻金:1,729,220円/解約払戻率109.2%
32年経過後(62歳):解約時払戻金:1,738,460円/解約払戻率109.8%

保険金額300万円・月々の保険料/19,671円
10年経過後(39歳):解約時払戻金:2,360,520円/解約払戻率97.5%
※オリックス生命の場合100万単位なので設計自由度は低い

学資保険と終身保険の違い

学資保険はあくまでも教育資金の準備を目的としています。そのため、設定金額を200万円に近い金額を保険期間に払っていきます。一方終身保険は、契約者の死亡時の補償に備えた保険となります。そのため、保険金額を200万円に設定した場合、10年間で1,583,280円を支払い、解約時はその金額に対しての払戻率を計算します。ただし死亡した場合は200万円が受給できます。

また学資保険では契約時の子供の年齢に制限がありますが、終身保険に子供の年齢制限はありません。

それぞれのライフプランにあう保険を選ぶことがメリットですね。

保険会社のHPにはシミュレーションがあるので一度試して見るのをオススメします。

預金

とにかく自由度が高くて、いつでも引き出せるのが預金。

それ以上でも以下でないです。

金利はほとんど期待できたないので、貯蓄するくらいなら少額の学資保険がおすすめです。

加入者に何かあっても預金は一円も増えません。

NISA・ジュニアNISA

投資はギャンブルです
誰も確実はことがわからないから、ギャンブルだと割切れるお金だけを使おう!

NISAは知ってる方も多いと思いますが、子供版のジュニアNISAが存在します。口座が持てる条件は「国内に居住する0歳〜19歳の未成年者(既婚者を除く)」となります。(※成年年齢の引き下げに伴い、2023年1月1日以降は、17歳以下の方が対象になります。)大人の120万には劣りますが、年間80万円の非課税投資枠から得られた譲渡益、分配金・配当金に対して、税金が非課税になります。

※2023年末でジュニアNISAは廃止になります。
※2024年以降は、保有している株式・投資信託等および金銭の全額について、年齢にかかわらず、災害等やむを得ない事由によらない場合でも、非課税での払出しが可能となります。
※2024年以降、当初の非課税期間(5年間)の満了を迎えても、18歳になるまで引き続き非課税で保有できます。

金融庁のサイトでジュニアNISAについてお勉強

ジュニアNISAのメリット

投資なのでリスク0ではありません。しかし、長期保有で考えると株式投資のリスクは軽減しますし、配当率も高い有料株を保有することはそれほどリスクとは私は思っていません。(ど素人の意見です)

定期的に株式をチェックしては把握することは世の中の出来事を知るいい機会にもなりますし、きちんと運用できれば保険や貯蓄とは比べものにならないくらいの利益を非課税で得ることが可能です。

取引は現物(株価のお金を100%用意して買う)なので、株価が下がっても、もっている株の価値が下がるだけなので、追加で資金を投入する必要がありません。それに、長期的に考えればいつかは上がる可能性もあり、塩漬けしてのんびりかまえる選択もできます。

※信用取引とは10万円で50万円の取引ができるような、元金以上の取引ができることを言います。NISAでは信用取引はできませんし、初心者にはおすすめしません。

※今までは親のNISA投資金額が年間120万円だったのでジュニアNISAも併用がおすすめだったが、2024年から制度が変わるので、この投資枠を広げるメリットは2023年度のみとなる。

金融庁のNISA説明サイト

デメリット

デメリットは取り返せないくらいの損失を出してしまう可能性です。投資なのでこのデメリットはなくなりません。

また、損失ではないですが、ジュニアNISA口座に入れたお金(配当金も含む)は口座名義人が18歳に達する年(3月31日において18歳である年の1月1日)までは、原則として課税ジュニアNISA口座以外の保管口座に払出す(移管する)ことはできません。

ジュニアNISAの口座に入金したら18歳になるまで出金できない

この点が保険や預金と違って融通の効かないところ。もしも、途中で出金の可能性がある場合は保護者の方のNISAを運用し投資額120万を使い切った場合のみ、ジュニアNISAを検討するがいいと思います。

※新制度以降にともない、2024年以降は、ジュニアNISA廃止。保有している株式・投資信託等および金銭の全額については、年齢にかかわらず、災害等やむを得ない事由によらない場合でも、非課税での払出しが可能となります。

デメリットは2023年度のみ!

我が家のNISA活用例

夫婦2人・3人兄妹がそれぞれ口座を開設して、私が管理しています。毎日の株価チェックはかかせません。少額投資だったり高配当株に投資したりと大きな利益はでませんがプラスになっています。参考にしているのはYouTuberの意見ですが、総合的に判断して運用しています。

運用資金は夫80万、私50万、子供(お年玉と預金を投資に回して)50万、25万、25万です。子供は資金を増額せずにこのまま運用益で回して行こうと思っています。

運用を初めて1年ですが、それぞれ5〜10万円以上の利益が出ているので、すでに預金や保険の利益率を超えています。投資は自己責任、リスクありの選択にはなりますが、やり方次第では増やしていけるので検討する価値ありです!

まとめ

  • 第一に「学資保険」
  • 第二に「終身保険」
  • 第三にNISA・ジュニアNISA※2024年からは新NISA
  • 預金は自由な出し入れができる以外はメリットがない

これからの時代は投資も検討していかないと、学費やら老後やら気掛かりなことが多すです。宝くじでもあたればいいんですけどね。コツコツ貯めて投資も併用して増やしていきましょう!

教育資金

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この記事を書いた人

癖のある2男1女の育児の合間に家業とブログ運営をしています。

海・山・アウトドア大好き!でも虫は嫌い。

遊ぶ事が生きがいのアラフォーです!

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