数ある習い事の中でも人気の公文。最近ではベビー公文なるものがあり、就園前から始めるものも。我が家でも最近始めることにしました。
年中・2年・4年 3兄妹がスタート!
結果はこのとおり。
年中 | 2年生 | 4年生 | |
勉強への姿勢 | 前向き | 前向き | やや後ろ向き |
公文は? | 大好き | 好き | 好き〜普通 |
宿題 | 大好き | 普通 | 普通〜嫌い |
今後 | 継続 | 継続 | 塾へ移行 |
子供によって合う合わないは当然あります。また、始める学年によっても違いがあるのかもしれません。
私はそれぞれやらせてみて、公文は就学前スタートが最もおすすめ!
だけど、もし長男にやらせていたら合わなかっただろうと思っています。
年中の娘の場合
お友達が公文をやっていて、ずっと公文やりたいと言っていた娘。
スマイルゼミも好きでやってるし、お勉強が好きなんだなと嬉しく思う反面、兄たちの習い事の送迎もあり、難しいかなと思い諦めてもらっていました。
ところが、ずーっといきたいと言い続ける。この思いは本物かな、やりたいのにできないのはかわいそうだと思い、ついに母はドライバー業務を見直し、なんとか通う時間を確保しました。
まずは体験。恥ずかしがり屋の娘は初日はずっと私が付き添いましたが、一生懸命プリントをこなしていました。当初は国語だけのつもりでしたが、体験だけならと算数も追加。
体験2回の中で宿題もきっちりこなし、とても楽しそう。
算数も国語もとてもよく頑張っていて、両方やりたいということで2教科通うことにしました。
最初は1時間も集中力持つの?と思っていましたが、楽しい!と言って通っています。
教室での勉強時間はプリントが早く終われば45分くらいで終わるので、日によります。
宿題の量は?
宿題も当初の量では1日でやり切ってしまい、もっとやりたいと言ったので増やしてもらうことに。
週に80枚をこなしています。兄達の何倍も・・・
始めた当初は、ひらがながやっと読める程度でしたが、あっという間に濁音もスラスラ。
上の兄弟を見てきた経験から言うと、濁音が覚えにくかったりするんですが、兄たちは私の教え方が悪かったのかな・・・。初めて2週間でひらがなの濁音のあたり、39までの数と10までの足し算をしているのですが、このペースだと小学校に上がる前にはだいぶ進んでいそうです。
公文の時間の最後にインプットタイムというのがあるらしく、本人曰く、掛け算の2の段をやっているそうです。
本当に覚えててびっくり。小学校2年生のお兄ちゃんも小学校でかけ算をやっているところなので、一緒にお風呂で復唱してます。年中12月で三の段まで完璧です!
きっと娘にはプリントの繰り返し学習がドンピシャであっていたようです。
10までの足し算もあっという間に暗算。
こんなに勉強で苦労しないなんて、我が家史上はじめてで涙がでます!
年中の結論
- 楽しくできているから、どんどんやらせて伸ばす!
- 公文は意欲の湧いた未就園の段階で始めるのがベスト!
とはいえ、勉強が好きでない子で意欲が湧かない子にはおすすめしません。
その子にあった勉強の仕方とタイミングの見極めが大事。
2年生から始めた場合
スマイルゼミで毎日の学習習慣はついていたものの、塾や公文にはまったく興味がなかった子でしたが、友達が通い出したことから自分も行きたいと言ってきました。(やっぱり友達の相乗効果ってすごいです)
算数は得意だし、読解力を磨いてほしかったので国語ならという条件で通うことに。
初めて4ヶ月経ちますが、友達と一緒に楽しそうに通っています。
宿題の量は?
ただし・・・宿題は楽しそうにはしません。特に嫌な訳でもなさそうですが、なかなか量が増えない。
先生も本人と相談して増やしていくので、私も見守っています。(しびれを切らして、母が3ヶ月後に先生に頼み、本人には言わずに増やしてもらいました。)
宿題への取り組みは自発的には難しいですが、声をかけると学校の宿題と一緒に毎日コツコツやっています。(今ではまとめて一気にする事が多く、声かけても前日までは全くしません。)
内容は1年生の国語からスタートしていますが、まだ2年生なので今のペースでいっても十分実際の学年にも追いついていけるかなと思っています。
小学2年生の結論
- 小学低学年から始めても遅くはない
- 国語は著名な本から抜粋した文章が多いのが嬉しい
- 読解力は文章を読めば読むほど身に付くので本を読まない子でも力になる
今後については、算数にも取り組んでいきたいのですが公文で教科を増やすと費用が高くなるので、時期を見て兄と一緒の塾へと移行させたいと思っています。
塾の2教科が公文2教科よりも断然安い。
公文に2教科、兄妹で通うのはかなりの打撃力があります。
4年生の場合
弟や妹が公文に通う姿を見て、俺も行こうかなと言い出した長男。
勉強に対してせっかく前向きになった気持ちを潰してはならないと、本人の希望通り算数を選択して体験へ。
「すっごく楽しかった」と体験から帰ってきました。
(そうだよね。人と接することが大好きな長男だから、きっと対面でするほうがあっているに違いない)そう思い、期待した私。
最初に先生に基礎から固めて欲しいと伝えていたので、足し算からスタートになっていましたが、まあ、簡単なところから始めて自信につながればと見守っていました。
宿題は・・・
うまくいくかなと思ったのも束の間・・・・
自分で先生と決めたであろう大量のプリントに
毎日公文の宿題は?と声かけはするものの、明日する〜と後回し。ついにやってきた前日の夜にかなり、ぐずぐずと時間をかけてやってはいましたが。
数日先までの見通しを立てて計画的に勉強することが、苦手なんですね。勉強してからゲーム、とか明日までの宿題しかしてこなかったので、見通しを立てるチャンス!と前向きに思っておきましょう。
私の息子分析ですが、決して宿題ができないわけではなく(足し算・引き算は1年生レベル)、簡単だったとしても大量のプリントをこなすのが嫌だったのかなと。
4年生の結論
4年生から始めた場合、スタートを1年生の単元にしてしまうと相当数のプリントをこなさないと実際の学年には追いつかないのではと思います。
もし仮に実際の学年から始めたとしても、できることを繰り返すのがストレスな長男には公文の繰り返し無学年教材は合わなかったのかもしれません。
うちの子のペースでいくと小学校卒業までに4年生に到達するのも疑わしい・・・。
- 公文に通って勉強する時間は楽しい
- 宿題は嫌!簡単な問題でも大量の繰り返し学習が単純にいやだ
振り返りはもちろん大事ですが、そうすると今現在つまづいている4年生の算数に対処できなくなってくるので、長男については「歐洲塾」の学力定着コースを体験に行くことにしています。
公文に行くことで結果的に塾にはいきたくないといっていた気持ちに変化か生じたので、非常に短い期間でしたが、結果的にはかよってよかったと思っています。
我が家のまとめ
- 意欲が湧いてきたら、低年齢からスタートがベスト!
- 幼児公文の宿題は親も近くで見て、間違いを教えないといけない
- 高学年で基礎固めから始める場合は、大量のプリントがこなせるかどうか!
- 宿題をさせる親の精神力が必要
- 無理して続けさせると勉強が嫌になる予感がものすごくする!
我が家の事例では3分の1で大当たりな幼児教材になりました。
なかなか、万人受けするものはないですよね。兄妹でもそれぞれ違います。親は全員同じことしてくれたほうが楽なんですけどね。押し付けはダメなので難しいところです。公文2教科3兄妹っていうのも、費用的には恐ろしかったので塾に分散して家計的にはよかったという母の感想もあります。
他に4年間続けたスマイルゼミの事例も参考にしてくださいね!